任天堂携帯ゲーム機「ローテク」の勝利

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   任天堂の携帯型ゲーム機が爆発的に売れている。どこの店にいっても見当たらず、予約待ちもできないほどだ。ハイテクを駆使した難しいゲームでなく、「面白く、楽しく」というコンセプトが大当たりしたのだ。

大人気の「ニンテンドーDS」。06年3月には、上位機種「Lite」も登場
大人気の「ニンテンドーDS」。06年3月には、上位機種「Lite」も登場

「品切れ状態が続き入荷も未定。予約販売も受け付けられない」

   ビックカメラ渋谷ハチ公口店など都内の大手量販店ゲーム売り場担当者は、すまなそうにそう繰り返す。
   2004年12月に発売された携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」は、1年間で「ゲーム機ハードとしては国内最速」(任天堂)の500万台を売り上げ、06年2月までに600万台を越えた。

当初は人気が出るかどうか危ぶまれていた

   あわてた任天堂は3月に75万台(うち新型のLite機種は55万台)を出荷し、4月には「Lite」だけで70万台を予定しているが、需要に全く追い付かない。DSの人気はDS用のゲームソフト売り上げにも反映している。
   エンターブレイン発表の全機種ゲームソフト売り上げランキングのトップ10のうちの7つがDS用ソフトである(集計期間:2006年3月13日~2006年3月19日)。
   1997年をピークに縮小傾向にある日本のゲーム産業だが、05年は前年比で6.2%増と反転した。ソフト市場は減少したが、ハード市場は46.9%増加。DSが牽引したのだ。同時期に発売されたソニー・コンピューター・エンターテインメント(SCE)の携帯型「PSP」も健闘したが、売り上げ台数はDSの半分以下だ。
   実は、DSは大ヒットとなった「ゲームボーイ」の後継機種ではない。2つの画面とコントロールボタン、専用のタッチペンで操作する。斬新なスタイルだったため、当初は人気が出るかどうか危ぶまれていた。この大ヒットについて任天堂は、

「ゲーム人口が減った原因は、難しいゲームが増え、また、ゲームの楽しさより映像の豪華さに業界が走ってしまったこと。我々はそれを根本から見直した」

と話す。

ゲームをしなかった中高年、女性のファンも獲得

   ソニーの「PSP」が「PS2並の迫力映像」(SCE)を売り物にしたのとは対照的だ。ソフトのラインナップを見ても、2D画像のクイズやパズル、3Dでもペットを飼うなどのほのぼのとしたゲームが目立って多い。そうしたことが「これまでゲームをしなかった中高年や女性もファンを獲得できた」(任天堂)要因という。
   人気を決定付けたのは05年5月に発売した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」。クイズを解き“脳年齢”を出すものだが、松嶋菜々子のTVCMも好評で、これが160万本を売り、続編も180万本になろうとしている。
   全世界では06年2月時点で1,443万台を売り上げた。今後はワンセグ受信ができるなどの機能を拡大していく。
   「面白くて、解りやすく、しかも手軽。DSの成功は業界低迷脱出のヒントになっている」と話すゲーム業界関係者も多い。他の業界でも新製品開発のヒントになりそうだ。

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