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携帯機器向け高性能燃料電池の部品を開発 カシオ計算機

カシオ計算機は2006年5月15日、体積あたり世界最高水準の出力密度を持つセルスタックを開発した、と発表した。発電セルスタックは燃料電池の主要部品で、水素から電力を生み出す「発電セル」を20枚重ねてできている。各部品の密度を高めたり、ガスの通り道を工夫するなどして、出力を高めた。従来のリチウムイオン電池と比較した場合、約4倍の長時間、ノートPCを起動できる。携帯機器向けの活用が期待される。

カシオ計算機が開発した新型発電セルスタック
カシオ計算機が開発した新型発電セルスタック