トヨタ リコール 成長のツケ

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トヨタ自動車のリコールが相次いでいる。2006年5月16日には4輪駆動車「ランドクルーザープラド」(96年4月-99年1月製造、107,767台)のリコールを国土交通省に届け出た。後輪タイヤと駆動軸をつなぐ鋼鉄製部品「フランジ」の耐久性が足りず、山間部のカーブなどを繰り返し走行すると、折損してタイヤが脱落する恐れがあるというものだ。

リコールの対象となった「レクサス GS430」。トヨタは大丈夫なのか
リコールの対象となった「レクサス GS430」。トヨタは大丈夫なのか

   トヨタ自動車は06年5月10日、06年3月期決算を発表した。売り上げ利益共に過去最高を記録したにもかかわらず、大手全国紙各紙は11日付けの紙面で、一斉にトヨタの今後の経営に警鐘を鳴らす記事を掲載した。
   1. リコールの増加に見られる品質管理の低下、“トヨタ神話”の崩壊 2. 事業の急拡大による人材不足 3. 巨額設備な投資による高コスト経営―――などだ。
   今回はこうした分析が的確なことを示しているとも言えそうだ。

リコール発表は06年だけで5回目

   トヨタがリコールを発表したのは06年だけでこれで5回目。2月は「ラクティス」計約2万6000台(昨年9月-12月生産)をリコール。後部座席のシートベルトの固定金具を付け忘れた恐れがあるという理由だ。
   4月は四輪駆動車「グランビア」「ハイエースレジアス」など10車種、計約7万6,000台(1995年9月-05年10月生産)。前輪に駆動力を伝える装置の接続部分の耐熱性が不足し、最悪の場合は破損し走行できなくなる欠陥だった。また、リコール対象車には、救急車約3,000台が含まれていた。
   さらに、高級車「レクサス」の「GS430」など4車種、計1万1,109台(05年7月-12月生産)をシートベルトに不具合があったとしてリコール。子会社の日野自動車も、06年4月13日、ターボ装置に不具合があったとして、大型トラック「日野プロフィア」計26,150台(03年10月-今年2月生産)をリコールした。

「戦争で言うならば兵(たん)が伸びきっている」

   「このままでは高品質で売ってきた“トヨタ神話”が崩壊する」という声が業界では出ている。自動車業界記者は「トヨタ社内では、今後深刻な問題に発展しそうだとして、対策にあわてている」と話す。
   リコールが続く要因について、同記者は「急激な生産拡大」を第一に挙げている。この1年でグループ全体の生産台数が世界で60万台増えた。この台数は富士重工の1社分の生産にあたる。「人材不足で、しかも現場では非熟練者が増えた。戦争で言うならば兵(たん)が伸びきっている」と指摘する。さらに、「コストダウンを進め、結果的に品質が低下した、ことも否定できない、とし深刻な反省が必要だという声が社内に出ている」と明かす。

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