2006年5月24日、日本経団連の新会長にキヤノン出身の御手洗冨士夫氏が就任した。IT業界からは初の就任だ。同日開かれた総会で、2期4年の任期を勤めた奥田碩(ひろし)会長が退任し、御手洗新会長が就任する人事を了承した。総会に先立って御手洗新会長は、「技術立国や産業立国を目指したい」とコメントした。