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濃いお茶が続々登場

2006/6/21      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をクリップ!   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!    

キリンビバレッジが発売する「キリン 濃い生茶」
キリンビバレッジが発売する「キリン 濃い生茶」

「濃い」ことをアピールする緑茶商品が続々と登場している。キリンビバレッジは、既存の緑茶飲料「生茶」ブランドから、新たに「キリン 濃い生茶」を加え、2006年6月27日から発売する。サントリーも「伊右衛門」から新たに「伊右衛門 濃いめ」を開発。06年7月18日から全国で発売する。なぜいま「濃い緑茶」なのか。

サントリーは、JINビジネスニュースの取材に対し、「伊右衛門 濃いめ」を開発した背景に「幅広い消費者を取り込みたい」「まだ濃い緑茶を飲んだことのない消費者に飲んでほしい」(広報)という思惑があったと語る。同社の調査によれば、「濃い緑茶」は、急須でいれたお茶を普段からよく飲む人にも好評だった。お茶を普段から飲む世代の消費者を「伊右衛門 濃いめ」で多く取り込もうというわけだ。
キリンビバレッジの場合、「濃いお茶」は、既存の緑茶飲料よりも急須でいれるお茶に近く、40代~50代の人が好む傾向があることにも注目した。「『お茶を飲むなら濃いお茶』と決める人が多い。濃いお茶を飲む人はそればかり飲む」。お茶の間で普段から「濃い緑茶」ばかりを飲んでいる消費者を確実に押さえ、まだ「濃い緑茶」を飲んだことのない人に「新しい商品」として受け入れてほしい、ということだ。

同時に他社の「濃い緑茶」と差別化もはかっている。サントリーは、「伊右衛門 濃いめ」に京都の老舗茶舗「福寿園」の茶匠が厳選した茶葉を使用。「日本の文化」としての緑茶をアピールする。キリンビバレッジは、「キリン 濃い生茶」を「濃いといっても渋くて苦いのではなく『甘さ』を引き出している」(広報)とアピールする。「濃くて甘い味」ということばはペットボトルの包装にも記される。
市場には既に伊藤園の「お~いお茶 濃い味」などがある。新たなライバルが次々に登場し、06年の初夏には「濃い緑茶」をめぐる商戦が過熱しそうだ。

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