北陸の銀行 ネット市民に降参

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   無断リンクは「不正競争防止法違反」と主張する銀行が登場、ネット市民やブロガーから猛烈な非難を浴びた。結局、「誤解を招きかねない表現があった」と該当のページを閉鎖した。何が起きたのか。

北國銀行が無断リンクは『不正競争防止法違反になります』と警告

   2006年6月17日、インターネット上の掲示板「スラッシュドット」に、こんなタイトルのスレッドが立った。
   金沢市に本社をおく地方銀行の北國ほっこく銀行が開設しているホームページの「リンクポリシー」についての議論だった。問題となっているのは、「北國銀行ホームページのご利用にあたって」というコーナーの、以下の部分だ。

不正競争防止法違反とはいったいなぜ?

北國銀行のリンクポリシーのページ。外部からの指摘で閉鎖に追い込まれた
北國銀行のリンクポリシーのページ。外部からの指摘で閉鎖に追い込まれた
「当ホームページへのリンクを希望される場合は、下記連絡先までお申し出ください。なお、当ホームページに無断でリンクすることは不正競争防止法違反になりますので、ご注意ください」

   企業ウェブサイトに「リンクする場合はご一報を」という旨の但し書きがあることは珍しくないが、「不正競争防止法違反になる」とまで言い切ってしまうのは異例だ。スラッシュドットや2ちゃんねるなどの掲示板にも、批判の書き込みが相次いだ。

「法的な根拠も無いくせにこんな事書くのは脅迫や営業妨害にあたらないか?」
「アダルトサイトとかにリンクされてれば、営業妨害とかになる可能性はあるけどなぁ。。。
『不正競争防止法』を持ち出すとは・・・・。 こんな銀行に金を預けても大丈夫か?」

問題ページ、現在は修正作業中

   北國銀行はJINビジネスニュースの取材に対して、議論になっているページについて、外部から相次いで指摘があったことを明かし、06年6月20日に「誤解を招きかねない表現があった」と閉鎖、「現在は修正作業中」と話した。なぜ「不正競争防止法違反」なのかという問いについては、「ウェブサイトを作成した時までさかのぼって調べないとわからないので、すぐには答えられない」とするにとどまった。今後のリンクポリシーについては、「リンクの許諾を求めるかどうかも含めて、一から全面的に見直す」という。
   北國銀行への取材からは、なぜ「不正競争防止法違反」なのかは明らかにならなかったが、不正アクセス禁止法などを専門とする奥村徹弁護士は、自身のブログ「奥村弁護士の見解」の中で、

「不正競争防止法の混同惹起行為を警戒してるんでしょうね」

と、他人のサイトが自分のサイトと間違えられるようなリンクの張り方を警戒しているのではないか、と推測している。「インラインリンク」と呼ばれる方法だ。例えばAというサイトにサクセスした際に、AがBという別のサイトの内容を取り込み、Bの内容が表示される、といった具合だ。Aにアクセスしたつもりが、実際に表示されるのはBの内容、ということだ。フィッシング詐欺で偽サイトに誘導する際の手口としても使われる。

「インラインリンク」についての詳報は、こちら(JINビジネスニュースウェブサイト)にあります。

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