月刊アスキー、臨時休刊でついに「脱PC」へ
PC雑誌の厳しい先行き

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   1977年創刊のPC総合誌「月刊アスキー」が10月発売の12月号から「パソコン総合雑誌」の看板を下ろすことになった。06年7月18日発売の8月号に「卒業宣言」を掲載し、臨時休刊を明らかにした。9月~11月号を休み、10月発売の12月号でリニューアルする。月刊アスキーに限らず、PC雑誌を取り巻く状況は厳しい。

「PC専門誌としての役割を終えた」

PC各誌は、どのように生き残りを図るのか
PC各誌は、どのように生き残りを図るのか

   「卒業宣言」では、「パソコンはいまや、誰もが普通に使いこなす時代になり、『PCを世の中に広める』という創刊以来の私たちの使命は、少なからず果たされたのではないか、と考えました」と、PC専門誌としての役割を終えたことがリニューアルの理由であることを明らかにしている。
   JINビジネスニュースの取材に対してアスキー広報部は「リニューアルの経緯について、現時点で申し上げられることは『卒業宣言』の内容が全てだ」と話している。卒業後の「進路」については、新聞各紙は「IT(情報技術)ビジネス雑誌」だと報じているが、当のアスキーは「PCに特化したものではなく、別の方向の雑誌を目指している。詳細については調整中」と、口が堅い。

   一方で、PC雑誌によくお世話になっていそうな、ネット住民の声はどうなのだろうか。

インターネットの普及がパソコン誌を追い詰める皮肉

「PC雑誌は1995年ごろがピークで、2000年を過ぎたあたりで山を越えたという印象です。オンラインへの大きなシフトが起きたのも、2001~2002年くらいだったと思います」
「読者のほぼ全てがPC・インターネットユーザーだしな。この業界で1ヶ月遅れの情報に価値があるとは思えないし」
「皮肉なもんだな ネットが発達するほどにPC雑誌の存在意義が薄れる」
「絶対、ネットでPC関連ニュースが読めることが雑誌の売り上げを落としてるよ。インプレスウォッチやめないと、本が売れなくなるよ」

   インターネットの普及で関連ニュースが読めるようになってしまったのが「敗因」だ、という声もが次ぐ。
   「敗北」しているのは月刊アスキーだけではない。05年秋以降、「ASAHIパソコン」(朝日新聞社、88年創刊)、「日経クリック」(日経BP社、94年)、「インターネットマガジン」(インプレス社、94年)など、創刊10年を超えるPC雑誌の休刊が相次いでいるのだ。
   雑誌を作る側も、休刊の理由についてはネット住民と同じ考えのようで、ASAHIパソコンの勝又ひろし編集長(当時)は、朝日新聞(06年5月10日)の記事の中で「雑誌に載っている情報の半分以上は、ネットで無料で手に入る」と指摘している。
   PCを専門に扱った雑誌としては、まだ「PCfan」(毎日コミュニケーションズ)、「日経PC21」(日経BP社)、「日経パソコン」(日経BP社)、「YOMIURI PC」(読売新聞社)などが健在だが、今後どのように生き残りを図るのか、注目される。

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