団塊の別荘ブーム 伊豆、熱海がダントツ団塊の世代が大量に退職する時代を前に、「別荘」の人気が急上昇している。戸数で見ると、ダントツに増えているのが静岡県だ。なぜ長野や山梨ではないのか。その鍵は団塊の世代の別荘の「購入目的」にあった。
静岡県のとある別荘。これが団塊の世代に人気だ
定年退職を間近に控えている人たちのあいだで、別荘の人気が急上昇している。実際に別荘の不動産を扱う企業に聞いても、別荘の購入者は、その8割近くが50代~60代だという。 永住には長野より暖かい静岡だそこで、「静岡人気」の実情を、静岡県の不動産屋数社に聞いてみると、 「別荘の売れ行きはバブル期以降ずっと低迷していたが、2~3年まえから上向いてきた」
という答えが返ってきた。首都圏からのアクセスの良さもあり、静岡で別荘を購入するひとは増加してきている。人気は事実のようだ。しかし、団塊の世代の購入目的がさらに人気を後押しいている。 「別荘を購入しようとする団塊の世代には、いわゆる"セカンドハウス"としてだけではなく、永住志向の人が多い。軽井沢など長野県の物件を探すお客さんもいるが、やっぱり長野は寒くてずっとは住みづらいということになる。その点、伊豆半島、静岡は温暖で、永住するのに適しているのだろう」 とJ-CASTニュースの取材に答えた。 定年前には「セカンドハウス」、定年後には永住
別荘というと、休暇のときに一時的にしか滞在しない、いわゆる「セカンドハウス」という印象が強い。ところが、団塊の世代の多くは、定年前には「セカンドハウス」として利用、定年後には永住できる、という別荘を購入する。だから、温暖な気候のほうを選ぶ、というわけだ。 「永住する目的で購入する人が多いから、それなりに建物が大きく、土地が広いという物件が売れる。熱海や伊豆高原など伊豆の周辺には分譲も多く、こうした条件も満たす」 団塊世代が静岡の別荘を購入する価格帯は、2,500万~3,000万円程度。伊豆高原や熱海といった伊豆半島やその周辺の物件が、特に人気が高い。 ads by Overture
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