SCE久夛良木社長 波紋呼ぶ「ひとこと」

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   ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が「PS3」の欧州での発売を、「部品不足」の理由から、07年3月上旬に発売を延期すると06年9月6日に発表した。欧州での発売延期の発表はこれで2度目。ソニーに生産を任せているSCEの久夛良木健社長は記者会見場で「 (ソニーが部品の量産を)できないということは何か能力が欠けているのだろう」などと発言、「グループに不協和音」が生まれていると報じるマスコミも出た。

   親会社ソニーに対するやるかたない不満なのだろう、久夛良木社長はSCE本社でソニーに対する批判の言葉を並べた。日本経済新聞(06年9月7日朝刊)によれば、発言の要旨は以下の通りだ。

「ソニーには何か能力が欠けているのだろう」

SCE・久夛良木社長の「ひとこと」に波紋がひろがる
SCE・久夛良木社長の「ひとこと」に波紋がひろがる
「(ソニーが部品の量産を)できると言ったからSCEは出荷計画を発表したが、できないということは何か能力が欠けているのだろう」「ソニーの物作りの力が落ちているのではと問われれば、きょうの時点ではそのとおりと言うしかない」

   ほとんどゼロからSCEを立ち上げ、ソニーグループの基幹事業にまで育てた久夛良木社長。その実績からソニー本体の副社長まで昇ったが、05年4月、経営陣刷新に伴い退任。PS3に賭けたが、Blu-ray Disc(BD)の規格策定の遅れなどから06年春の発売を同11月11日に延期。しかも、100万台の国内初回出荷予定を僅か10万台に縮小。さらに今回、「青色半導体レーザー」の量産が遅れ、欧州での発売を再延期するため「謝罪」をしなければならなくなった。そうした無念からくる怒りの矛先がソニー本体に向かったとしても不思議はない。

日経報道は発言を曲解、と説明

   SCE広報はこの報道に対し動揺を隠せない。J-CASTニュースの取材に、

「久夛良木はこのような発言はしたが、それは話の流れで出たことで、本来の意味内容が書かれていない」

   と反論した。ワンセンテンス・キーワードは合っているが、コンテクストは違っている。要は、記事は発言を『曲解』したものだ、と説明する。

   パソコンのバッテリー発火と併せた質問が続いたため、このように答えなければ「反省が見られない」と逆に非難されてしまうため、「能力」「モノつくり」といった発言になった、というわけだ。その証拠に、「他の新聞では、こうした記事は出ていない」ことを挙げた。

   欧州でのPS3の発売は07年3月になるが、日本、北米での発売延期はしない。SCE広報は、生産が軌道に乗れば遅れは挽回できるとし「06年度の600万台出荷目標を実証して、信頼を回復したい」と話している。

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