香港の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある日系デパート「香港三越」が2006年9月17日に営業を終了し、25年の歴史に幕を下ろした。入居する一帯で再開発が進んで立ち退きを余儀なくされた上、景気回復で不動産価格が高騰しているために適当な移転先が見つからなかったという。 香港には、最盛期には三越、そごう、大丸、松坂屋などの日系デパートが進出していたが、97年のアジア金融危機をきっかけに相次いで撤退していた。今回の三越の閉店で香港の日系デパートはすべて姿を消した。
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