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割当量ほぼ半減、高級マグロ、さらに高値は確実

水産庁は2006年10月16日、高級刺し身用として人気があるミナミマグロ(インドマグロ)の漁獲について、割当量がほぼ半減し、06年から5年間、3,000トンとすることで合意したと発表した。ただ、日本以外の加盟国・地域の漁獲枠は、現状維持か小幅減にとどまった。 日本が割当量を超えて漁獲していたことが明らかになり、宮崎市で開かれた国際的な資源管理機関「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)」が大幅な削減を決めたもの。マグロは中国などを中心に需要が高まり、世界的に値段が高騰しているが、これにより、高級マグロを中心に一段と上昇することは避けられそうにない。