米投資ファンドに してやられた日清食品

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   即席めん最大手の日清食品と業界4位の明星食品は2006年11月15日、資本業務提携することで合意した、と発表した。日清はいわゆるホワイトナイト(白馬の騎手)の立場から明星に友好的 TOB(株式公開買い付け)を実施することになる。  買い付け額は、10月27日から始まった明星の筆頭株主・米系投資ファンド、スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドによる敵対的TOB価格の700円を上回る870円となった。

スティールはホワイトナイト登場を織り込み済みだった?

「ホワイトナイト」日清の登場はあらかじめ予想されていた?
「ホワイトナイト」日清の登場はあらかじめ予想されていた?

   明星とスティールの攻防は、05年暮れから本格化した。03年にスティールは明星の株を取得。以来、買い増しを続け、最終的にMBOを提案したものの、明星側が拒否し、敵対的TOBに踏み切った。
   そこに日清がホワイトナイトとして登場したことで、明星側が「うまくやった」と見るのは安易な見方だ。

「スティールはホワイトナイトの登場を織り込み済みだったと思います。明星株の値段をつり上げ、売り抜ける予定だったからこそ、700円という額に設定したのです。経営陣も含め、従業員がこれだけ反感を抱いている会社を無理に購入したところで、その後も交渉が難航するのはスティール側もわかっていたはず。明星はいいように使われたと見るのが適当でしょう」

   と、ある米系投資ファンドマネージャーはさめた反応をしている。

「日本では良い案件はすでになくなっている」

   明星は04年、村上ファンドにも大量に株を取得されているが、同ファンドが同様の手段で短期的な利益を上げたのは、よく知られているところだ。
   最近、投資ファンドの間では、こうした強引な手法が目立つ。なぜか。
   MBOは、もはやバブルともいえる様相を見せている。流行の理由は、創業一族の相続問題に起因していたり、「乗っ取り防止策」にも有効だからだ。
   M&A仲介のレコフによると、06年1月~10月までの MBO件数は合計で66件にのぼる。その内、経営陣が投資会社と組んだのは22件だ。
   前出のファンドマネージャーは次のように話す。

「数字は伸びていたとしても、日本では良い案件はすでになくなっています。対照的に米系投資ファンドは今年に入ってから続々と上陸するなど、ファンドの数が溢れてしまっている。短期的に巨額の利益をもたらすことが求められるファンドマネージャーにとっては焦らざるを得ないのです」

   スティールが日清のTOBに応じると、40億円近い利益が転がり込んでくる、といわれている。

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