「日本」カーオブザイヤーで 報道「フライング」の珍事

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   2006年の日本のカーオブザイヤーで珍事が起きた。日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)三菱自動車の「i(アイ)」に決めたが、RJC側の発表方法に不備があり、一時は選考をやり直す、との話まで持ち上がった。結局、選考通りの結果が発表されたが、07年は発表方法を見直す方向となった。

   問題となったのは、発表前に読売新聞のホームページに結果が掲載され、しかも発表当日に読売、毎日の2紙が朝刊で報道したこと。ホームページを見た他の報道機関がRJCの事務局に問い合わせをしてわかった。その時に事務局サイドは、発表はしていないと答えたという。

正式発表を待って掲載、という慣例が破られた

2006年の日本カーオブザイヤーに選ばれた三菱自動車の「i(アイ)」
2006年の日本カーオブザイヤーに選ばれた三菱自動車の「i(アイ)」

   RJCは11月14日に最終選考会を栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催し、その結果を15日に発表した。ところが14日の夜には一部の報道機関に結果がFAXされており、そのFAXがもとで発表前に記事掲載される事態となった。
   RJC側はこれまで、毎年、最終選考会での各賞の得点結果を、速報として一部の報道機関にFAXしてきた。それでも各報道機関は、最終選考会の翌日の正式発表を待って掲載していたという。今回は各紙の16日の朝刊に載るはずだった。その慣例が破られたわけだ。「カーオブザイヤー」には、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会(COTY)主催のものがあり、「被害者」となった他の報道機関からは、COTYは最終選考終了から数時間後に公開の場で表彰式を行っているので、RJCも最終選考会当日に発表を行うべきだ、との声があがった。
   07年の発表方法についてRJCは、今後、従来の方法を見直す考えを示している。だが、最終選考が終了した時点では、得点によるノミネート車種の順番が決まっただけの段階にある。報道機関への発表は、イヤー・カーがなぜ得点を一番得たのかを、しっかりと説明する場にしたいというのがRJCの基本的な考え。
   選考会の日程や場所は公開されているわけで、最終選考会の翌日に発表するのは遅すぎる。栃木県で最終選考会、その翌日に東京で報道機関に発表という手法は、時代にそぐわなくなっている。

自動車ユーザーからは、選考方法が分かり難いという声も

   COTYは、2006-2007年のカー・オブ・ザ・イヤーを、トヨタ自動車の「レクサスLS460」に決めた。自動車ユーザーからは、RJC、COTYとも情報を公開しているが、選考方法は分かり難いという声もある。今回の「カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考では、RJCはアイとトヨタ自動車の「カローラアクシオ/カローラフィールダー」、COTYはレクサスLS460とアイの一騎打ちとなった。
   両者にアイが登場したのは、アイの出来が良いため、と自動車ユーザーは推測できる。だが競り合った車がカローラとレクサスLSとなった訳が分かり難い。選考委員の違いがイヤー・カー選びに現れるのだろうが、当日の得票の伸びをショーアップすることや報道機関への事前の露出度も含めて、もっと自動車ユーザーにわかりやすい選考会とすることが求められているようだ。
   いずれにせよRJCは、来年の「カー・オブ・ザ・イヤー」の発表方法を変えてくるという。同時に、誰もが選考方法を理解でき、日本一の車を選ぶ信頼できる場であることを示して欲しいものである。

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