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ワンセグはECサイトへの誘導効果が非常に大きい 

KDDIテレビ朝日は2006年12月8日、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグサービス」利用実態調査結果を発表した。利用者の年齢は10代から50代までと幅広く、全国高校野球選手権決勝戦や亀田興毅選手の試合、今年8月14日に起きた首都圏大停電など即時性の高い番組に利用が多かった。さらに、テレビ朝日のショッピング番組におけるワンセグ視聴者は全体の0.14%にすぎなかったが、ワンセグのデータ放送で示されたアドレスで直接Eコマース(EC)サイトを訪問した人は訪問者全体の28%にものぼった。ただし、サイトでの購入者分布ではワンセグ経由者は全体の8%にとどまり、ワンセグ利用がそのまま購入に結びついてはいないようだ。調査は06年4月から6月にau携帯ユーザーを対象に行われた。