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イオンが65歳定年制 従業員約12万人が対象

イオンは2006年12月25日、全従業員約12万人を対象に、定年を65歳に引き上げると発表した。団塊の世代がいっせいに定年を迎える「2007年問題」をにらみ、ベテラン従業員の豊富な知識や経験を活かすためとしている。この制度では、60歳以降の職位、職務、働き方が59歳までと同じであれば、60歳以降も賃金はカットしない方針で、管理職の役職定年制も設けず、昇格も可能とした。一方で、さまざまな働き方に対応するため、60歳以降の従業員が再雇用契約社員として勤務形態や勤務地などを選択できるようにしている。実施は07年2月21日から。