国内初の宇宙日本食向け包装材 大日本印刷

大日本印刷が開発した宇宙日本食向け包装材

大日本印刷（DNP）は2007年2月7日、国内で始めて宇宙日本食向け包装材を開発したと発表した。07年度から宇宙日本食の開発を希望する食品メーカーに、サンプル出荷する。包装材はフリーズドライされた食品用で、中身が見え、飲み口と、中身の食品を調理するための水やお湯の注入口が取り付けられている。飲み口はスープと具をいっしょに食べることができる大きさの口径で、飲み口のキャップは樹脂製の紐で連結されていて、紛失や浮遊したりすることないにしている。宇宙日本食は、07年度に打ち上げが予定されている宇宙航空研究開発機構（JAXA）の実験棟「きぼう」での利用を視野に開発が進められている。