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副知事問題「理解して頂いた」 東国原知事HPでPR

   東国原英夫宮崎県知事は2007年2月12日夜、自身のブログ「新そのまんま日記!」を更新し、問題になっている副知事の人選について「決して右顧左眄した結果の決断では無いことを県民の皆様にはご理解して頂いた結果だと思う」と述べた。対立候補だった元経済産業省の持永哲志氏の副知事起用を断念したことへの理解を求めたもの、と思われる。

東国原知事は自身のブログで宮崎県民に「理解していただいた」とPR
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   東国原知事はブログのなかで、

「今回の副知事問題。あるテレビ局の県内聞き取り調査によると、今回の僕の判断を『支持する』が95%だったらしい。決して右顧左眄した結果の決断では無いことを県民の皆様にはご理解して頂いた結果だと思う。県民の皆様のご理解力に深く感謝したい。今後も県民目線で県民のための新しい宮崎造りに、粉骨砕身、邁進させて頂く所存です」

   と副知事問題について言及した。

持永氏起用、県民の反発などを考慮して断念

   07年2月8日に、副知事の最有力候補と言われていた持永氏の起用を、東国原知事が断念したことが報じられている。さらに、持永氏に就任を約束、簡単に反古にした、として一部で批判がでている。そうした状況を受けた発言と思われる。東国原知事は、持永氏について、能力を評価する一方で”しがらみ”を断ち切ることを就任の条件にしたいとこれまで発言してきたが、県民の反発などを考慮して断念した。現在では、同県総務部長の河野俊嗣氏が有力候補に浮上している。