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三洋電機が多額粉飾の疑い 朝日新聞が報道

経営再建中の三洋電機が、04年3月期決算(単体)で多額の粉飾をしていた疑いがあると、2007年2月23日に朝日新聞が報じた。それによると、債務超過状態の子会社などで約1,900億円の損失処理を検討しながら、実際には約500億円しか処理せずに済ませた。適切に処理していれば損失は大きく膨らみ、当期黒字だった決算は赤字に転落していた可能性があったとしている。証券取引等監視委員会も多額の粉飾の疑いがあるとして調べを進めている模様だと、同紙は書いている。