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大日本印刷から個人情報43社863万7,405件が流出

   大日本印刷は2007年3月12日、ダイレクトメールなどの印刷物の作成のために企業から預かっていた個人情報の一部、863万7405件が流出したと発表した。流出したのはアメリカンホーム保険会社イオンKDDIディーシーカードUFJニコスなど43社が業務で取得した個人情報で、これら企業の一部は損害賠償の請求を検討している。

   大日本印刷の電算処理室内に勤務していた業務委託先の元社員が不正にデータを書き出して外部に持ち出していた。この元社員はすでに逮捕されており、同社では「データは捜査当局がすべて押収している」と説明している。12日付で、大日本印刷は新聞やホームページで、「お詫び」とデータ流出の経緯を説明している。