2024年 4月 20日 (土)

ヌルヌル秋山の処分変わらず 「7月復帰なし」を主催者側明言

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

   2006年大晦日に行われた「K-1Dynamite!!」で、秋山成勲選手が全身に保湿クリームを塗り、無期限出場停止処分を受けた問題で、秋山選手の処分が「6ヶ月以上」に変更され、7月にも出場するのではないか、とスポーツ紙が報じた。これに対し、主催者側は「秋山の裁定には変わりがない」と猛反発している。

デイリースポーツの報道を全面否定

FEGのルール改定で、秋山選手の7月復帰が報じられた
FEGのルール改定で、秋山選手の7月復帰が報じられた

   デイリースポーツは2007年3月12日、「“ヌルヌル男”秋山が7月にも復帰」と題し、次のように報じた。

「ヌルヌル男が7月にも復活する。秋山が引き起こした事件を受け、主催者側は11日、ルール改正を発表し、出場停止期間が『無期限』から『6カ月以上』に 変更された。“以上”となっているが、本人の反省やその後の精進がファンやスポンサーに認められれば、最短で7月予定のHERO’S(会場未定)での復帰 が濃厚になってくる。また『試合後に不正が発覚した場合は失格した選手の負け』となり、桜庭-秋山戦の裁定が『無効試合』から『秋山の失格負け』に変更。桜庭は不本意ながら、記録の上では勝利したことになる」

   一方、HERO’S主催者のFEGはこの報道を全面否定。FEG広報はJ-CASTニュースの取材に対し、

「秋山選手の裁定が変わったなんてことはない。新設ルールの適用をさかのぼらせた、誤った解釈だ」

   と答え、デイリーの報道が「ルール新設」を勝手に秋山選手のケースに当てはめた観測記事だ、との見方を示した。

   FEGは2007年3月11日、秋山選手がクリームを塗布した問題を受けてルールを改定したと発表。ワセリン・滑り止めなどを含む、いかなる塗布物も試合前日から使用禁止になったほか、失格となった者が敗者になる、などの規定を新設。

「永久追放ではないが、無期限出場停止に変わりはない」

   さらに、失格処分となった選手(反則行為の累積と悪質な反則の場合)は、6ヶ月以上の出場停止処分とするという規定も設けられた。つまり、これを当てはめれば、デイリーがいうとおり秋山選手は、「無効試合」の判断から一転「敗者」になり、出場停止処分も07年7月以降になる、というわけだ。

   しかし、この改定されたルールは07年3月12日に開催されたHERO’Sから適用されるもので、デイリーが勝手に新ルールを「秋山問題」に適用してしまったというのが真相らしい。これには、FEG側も「心外です」と憤りを隠さない。

   また、秋山選手の今後については、「永久追放ではない」としながらも、「あれだけのことをしたのだから、無期限出場停止処分ということに変わりはない」とし、現段階でHERO’S等の出場は想定していないことを改めて強調した。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中