2024年 4月 25日 (木)

八千代銀行が東証に上場へ

八千代銀行(本店・東京都新宿区)は2007年3月19日、東京証券取引所に4月19日に上場すると発表した。所属部は未定だが、第1部になる見込みだ。
同行は1991年4月1日に信用金庫として初めて普通銀行に転換した。その後、経営破綻した国民銀行の事業を譲り受けたことに伴い、350億円の公的資金の注入を受けていた。06年3月に住友信託銀行と資本・業務提携を結び、公的資金を肩代わりしてもらい返済した。同行は「バブル経済の崩壊などがあり、なかなか思うようにいかなかったが、上場計画はずっと温めていた」(経営企画部)と話している。
また、住友信託銀行は3月19日、取得している八千代銀行の優先株式1万株を普通株式1万7,614株に転換したと発表した。八千代銀行の企業価値が高まれば、住友信託が保有する株式の含み益が期待できるとあって、3月20日の住友信託の株価は伸びている。

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