NTT東に偽装請負疑い 社内調査で判明

NTT東日本が家電量販店に送り込んでいた販売員について、労働者派遣法に違反する偽装請負の疑いがあったと、2007年4月3日に新聞各紙が報じた。NTT東日本によると、2003年から請負契約の名目で家電量販店に派遣会社から多数の販売員を送り込んでいた。適正な請負契約の場合なら、人材派遣会社に販売実績に応じて報酬を支払うことになるが、実際には販売員の実労時間に応じて報酬の支払を行っていた。同社の社内調査でわかり、07年1月に契約内容を是正した。同社広報室はJ-CASTニュースの取材に対し、「法令の理解が不十分なところがあった。偽装請負と疑われかねない不適切な契約内容だった」と話した。