結婚指輪の値段高騰 背景にエコカー需要

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   貴金属ジュエリーの老舗・田中貴金属工業が創業120周年を記念して発売中のマリッジリングが2007年9月1日から、現在の2万9000円から3万5000円に値上がりする。その原因は、プラチナ価格の国際的高騰にある。

プラチナの価格10年で三倍

エコカー需要でプラチナ価格が上昇している(写真はイメージ)
エコカー需要でプラチナ価格が上昇している(写真はイメージ)

   プラチナ相場をみると、1996年の年平均価格は1トロイオンスあたり、397.48ドル(ニューヨーク・フリーマーケット)で、これが2006年には同1140.69ドルと約3倍にハネ上がっている。07年7月3日現在では1288ドルだから、さらに上昇していることになる。

   ゴールドやプラチナについて、工業製品から宝飾・ジュエリーまでを幅広く手がける田中貴金属工業は、「プラチナはもともと自動車触媒に使われることが多かったのですが、3年前(04年)には中国で特需があったことも高騰の一因でしょう」と話す。

   同社によると、プラチナは06年実績で年間240トンの供給量があり、そのうち130トンが自動車の触媒向けに使われ、50トンが宝飾・ジュエリー向けとして使われた。マリッジリングとして人気のプラチナだが、宝飾用の割合は20%。しかもここ数年、宝飾用に回る割合は減っている。

   自動車触媒用のプラチナは、エコカーの排気ガスの浄化装置に使われる。エコカーの普及が進めば、自動車用の需要はますます高まり、プラチナ価格はさらに上昇するとみられるが、同社は「自動車の触媒需要は旺盛ですが、採掘国の南アフリカが増産中であること、また自動車触媒をリサイクルすることによって、いまのところ需給バランスは見合っています」と話している。

世界的な「カネ余り」現象で貴金属にも投機資金流入

   一方、プラチナは新たな投資対象としても注目されている。ゴールドと比べて市場規模はまだ小さいが、そのせいもあって世界経済や社会情勢の動向で価格が大きく変化することがある。世界的な「カネ余り」現象で、株式や債券、不動産、そして貴金属に多くの投機資金が流入している現在、プラチナは「上げ相場」ではあるが、資金が入りすぎれば、「下げ圧力」に変わる。

   J-CASTニュースは、田中貴金属に「プラチナは当面高騰が続くのか」と聞いた。

   すると、「相場は底堅い動きをしているのは確かです。自動車の触媒需要と投機資金の動きの2つを、注意深く見ていくことです」と答えた。

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