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2012年にはしか流行なくす 厚労省検討会が計画案

厚生労働省の「予防接種に関する検討会」(座長・加藤達夫国立成育医療センター総長)は2007年8月1日、2012年をめどに国内からはしかの流行をなくす「麻疹(はしか)排除計画案」をまとめた。08年度から5年間にわたり中学1年生と高校3年生全員を対象に2回目となるワクチン接種を実施する。ワクチンの効果を確かにするには2回の接種が必要だが、この世代は1回だけだった。06年からは1歳時と小学校入学前に2回接種する制度を実施している。07年春には関東地方を中心に大学生らがはしかに集団感染し、早稲田大学などいくつかの大学が相次いで休講する騒ぎになった。