神戸で「ホテル戦争」勃発 建設ラッシュで競争激化

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   神戸がホテル建設ラッシュで沸いている。神戸市の中心地に2年以内にホテルが次々と開業することになりそうなのだ。背景には神戸空港開港などによる観光客の増加があるようだが、大手ホテル数が大幅に増えて競争激化も懸念されそうだ。

09年ごろまでに大手ホテルが急増する

リゾートトラストが神戸に建設する大型ホテル外観
リゾートトラストが神戸に建設する大型ホテル外観

   リゾートトラストは2007年9月27日、神戸三ノ宮の旧居留地に地上13階建て、客室数141部屋を有する大型ホテル「トラストシティ神戸浪花町(仮称)」を開業すると発表した。フィリピンのジョルジュ・サンクが建物の開発を行い、リゾートトラストが建物賃貸契約を結んでホテル業を展開する。竣工は08年末の予定だ。

   さらに、ラスイートは08年夏に地上11階建て客室数70室の「ラ・スイート神戸ハーバーランド」を市内の波止場町オープンさせる予定。すぐ近くには、神戸でも名高い、ホテルオークラ神戸、神戸メリケンパークオリエンタルホテルがすでにある。投資ファンド、ダヴィンチ・アドバイザースも8階建てのリゾートホテルを09年秋ごろに開業する見通しだ。

   さらに07年10月5日の日経新聞によれば、三井不動産ライフステージ、東栄商行がホテルを開業する模様で、神戸には09年ごろまでに大手ホテルが急増することになりそうなのだ。

   背景には、神戸空港開港などの影響で観光客が増えたことや、神戸市内のホテル稼働率が好調を維持していることがある。
   神戸市によると、06年の神戸への観光客数は前年比200万人増の2,920万人。06年2月の神戸空港開港の影響で過去2番目の数字を記録した。さらに市街地エリアもここ3年では増加を続けている。

新規開業ラッシュの一方で撤退するホテルも

   ホテル稼働率もここ3年で軒並み増加。神戸市内の大手6ホテルの客室稼働率は05年で68.4%、06年はそれより5.1ポイント増の73.5%に上った。さらに、観光シーズンの06年8月には90%近い稼働率を記録している(日銀神戸支店調べ)。

   しかし、こうしたなかでも生き残りをかけた競争は厳しいようだ。神戸駅から徒歩2分の場所にあり、客室235室を誇るニューオータニ神戸ハーバーランドが09年末までに撤退することが相次いで報じられており、神戸に相次いで大型ホテルが誕生することで、生存競争がますます厳しくなるのは必至だ。

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