SRI投信に陰り 組み入れ銘柄「横並び」に問題?

2007/11/ 4 17:00

   企業の社会的責任(CSR)や法令遵守態勢などのコーポレートガバナンス、環境問題への取り組みなどに着目したSRI(企業の社会的責任投資)投資信託の人気に陰りが出ている。米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題による国内株式市場の乱高下もあって、基準価格の1万円割れのファンドも出てきた。パッとしない運用成績のウラには、ファンドに組み入れる銘柄がどこも似たり寄ったりなことがあるようだ。

基準価格1万円割れも

SRI投信にかげり?(写真はイメージ)
SRI投信にかげり?(写真はイメージ)

   SRI投信は、地球温暖化防止への取り組みや地域社会への貢献、不祥事への対応などのコーポレートガバナンスといった「企業の社会的責任」が問われ始めた2003年頃からファンドの設定が進み、最近では「テーマ型投信」のひとつとして注目されている。

   どの投信会社の銘柄選定基準も、「企業のCSRの考え方を重視して、当社独自の銘柄選定基準にしたがって評価する」といい、投資の基本方針を東京証券取引所のTOPIXをベンチマークとし、中長期的にこれを上回る投資成果をめざしているという。

   国内株式市場は、サブプライム問題の影響を受けて乱高下を繰り返している。米国の証券大手メリルリンチが2007年10月24日に発表した7-9月期の決算が大幅赤字に転落。25日には野村ホールディングスが9月中間決算期の連結決算を発表し、この中で7-9月期は105億円の最終赤字だったと報告したことで、金融株を中心に軟調になった。

   それもあって、たとえば大和証券投資信託委託の「ダイワSRIファンド」は10月24日の基準価格が前日比44円マイナスの1万2591円。25日が前日比137円マイナスの1万2454円と連日下落。AIG投信投資顧問の「AIG/りそなジャパンCSRファンド 誠実の杜」は10月25日に基準価格を割り込む9877円となった。「誠実の杜」には損保ジャパンや、りそなホールディングス、横浜銀行といった金融株や、ソニーやリコーといった輸出関連株が組み込まれていて、その下落が響いた。

(続く)

コーポレート・ガバナンス―日本企業再生への道 (中公新書)
コーポレート・ガバナンス―日本企業再生への道 (中公新書)田村 達也

中央公論新社 2002-02
売り上げランキング : 161549

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
コーポレート・ガバナンス入門 (ちくま新書) 図解 コーポレートガバナンス 日本型コーポレートガバナンス―従業員主権企業の論理と改革 コーポレート・ガバナンス改革 比較コーポレート・ガバナンス論―組織の経済学アプローチ
がんばろう日本
がんばろう日本
がんばろう日本 詳しくはこちら

今旬ワード

スポンサードリンク

他の言語

J-CAST会員サービス

注目情報

テレビでお馴染み、あのセンセイが登場!

メタボ・酒・タバコ… 現代人を悩ます身体のトラブル、どう改善する? あの木下博勝先生が動画で解説!

ブログ'

バレンタインに変種チョコ

ただのチョコレートではちょっと惜しい?おもしろ変わり種のチョコ食品を集めました!

ブログ'

●●御用達プレゼント!

姉妹サイト「東京バーゲンマニア」では毎月プレゼントが!ご応募待ってます。

ブログ'

おすすめワード

【スポンサードリンク】

関連サイト

東京バーゲンマニア

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア
このページのトップへ