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新日鉄、タタとの合弁協議で詰め

新日本製鉄は2007年11月14日、インドの鉄鋼最大手タタ・スチールと合弁で自動車鋼板の生産拠点を構えることで詳細を詰める作業に入ったことを明らかにした。近く正式合意する。新日鉄は「現在、検討中で詳細はまだこれから詰める」(広報センター)としている。鉄鋼世界第2位の新日鉄は、最大手のアセロール・ミタルと欧州の鋼材技術で、北米では自動車鋼板でそれぞれ提携関係にあるが、インドでの事業は提携の対象外という。その一方で、タタとは1973年から協力関係にあり、さらに中国の宝鋼集団や韓国のポスコとの関係を強めていて、アジア地域での生産体制を強化する意向だ。