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廃家電リサイクルでコジマに2度目の是正勧告

   家電量販店大手「コジマ」が、消費者から引き取ったリサイクル家電7万6745台をメーカーに引き渡さなかったことがわかり、環境省、経済産業両省は2007年12月5日、家電リサイクル法に基づき適正に処理するよう勧告した。メーカーに渡されなかったリサイクル料金は計約2億7000万円とみられる。コジマへの是正勧告は07年10月に続き2回目。コジマは同日、ホームページで、

「家電リサイクル券の取扱いについて適正な事務管理手続きが実施されていなかったこと及び廃家電の管理、とりわけ繁忙時における管理が十分に行われていなかったことにより、盗難を誘発したものと考えております」

と説明。04年4月から09年9月に扱った371万8千台の家電リサイクル品のうちメーカーに引き渡さなかったのは2%で、大部分はエアコンだったという。コジマは、顧客から受け取ったリサイクル料は顧客が判明次第、返金するとしている。