民主公認候補の本、新聞記事のパクリだった タイトルが「デッチあげ許せん!」

印刷

   2007年12月に全国の書店で発売された「デッチあげを許さない 志布志選挙違反事件の真実」という書籍が、南日本新聞の記事をパクッたものであることがわかった。著者は、前民主党衆院議員で弁護士の辻惠氏(59)。実は単行本にするには分量が不十分だったため、出版社側が無断で南日本の記事を使い完成。辻氏も最終確認をした、というものだった。出版社は盗用を認め謝罪、回収することにした。しかし、辻氏本人は南日本新聞が事務所や出版社を通じ説明を求めても、未だに何の連絡もして来ないのだという。

少なくとも10数カ所で記事とほぼ同じ表現

<blockquote>[キャプションを入れる]</blockquote>
辻氏のウェブサイトには、現在も著書の宣伝が掲載されている

   「志布志選挙違反事件」とは、03年4月の鹿児島県議選で公職選挙法違反に問われた12人にアリバイがあったにもかかわらず、警察の強圧的、誘導的な取調べでウソの自白をさせられ、犯行が「でっち上げ」られた、というものだった。著者の辻氏は国会議員時代にこの事件に興味を持ち、何度か現地を訪れ調査。国会でも議題に取り上げたことから今回の本を書くことになったようだ。

   しかし、この事件を追い続けていた南日本の記者が07年12月20日過ぎに本を入手。読んでみると南日本の記事に酷似したものが多数見つかった。南日本新聞の08年1月8日付けによると、盗用された記事は、

「(連載の)『買収のシナリオ』(3回)と『捜査暴走の闇』(10回)。同書の少なくとも10数カ所で、南日本新聞からの引用を明記しないまま、県警捜査員や事件関係者の談話などが記事とほぼ同じ表現で記述。無罪判決時の号外紙面や、解説、識者談話を載せた朝刊紙面も無断転載」

   されたのだという。

   南日本新聞はJ-CASTニュースの取材に対し、

「過去にも盗用騒ぎがあったが、ここまで酷いのは初めてだ」

と話した。例えば、新聞記事では会話の部分である「」(かぎ)を外して説明風の文章に変えたり、新聞の文章の「~だ」「~である」という終わり方を会話風にしたり。さらに、引用という文字は使わずに、

「南日本新聞もこの事件については取り上げていた」

と誤魔化していた。

「今回の一番の責任は辻氏にある」

   出版社はイプシロン出版企画(本社:東京)。南日本は07年12月27日に電話で抗議。末井幸作代表(55)の直接の謝罪と同書の回収を求めた。末井代表は南日本を訪れ謝罪し、回収を約束した。一方の著者の辻氏だが、同氏の法律事務所や出版社代表を通じ辻氏に説明を求めたが、一切連絡が来ないのだという。末井代表が盗用して本を完成させたとしても、辻氏は原稿の最終チェックをしていて、引用元の記載や転載許可の有無について、何の指示もしなかったことから、南日本は、

「今回の一番の責任は辻氏にある」

と考えている。

「元国会議員で弁護士という立場なのに、著作権権利被害に対する意識が薄く、事の重大性の認識が無い」

と南日本は憤っている。J-CASTニュースが辻氏の事務所に取材を申し込むと、

「辻本人から連絡させます」

というが、同氏からの連絡はない。辻氏は東京弁護士会所属で、次期衆院選では、大阪17区の民主党公認候補に決まっている。

インヴァスト証券

   FX投資家の中には、専門家顔負けの熱心な投資家がいる。おそらくはそんな人が「勝ち組」なのかもしれないが、少なくとも初心者が「儲かった」という話はあまり聞かない。FX投資歴5年のサラリーマン・高山俊之さん(仮名)もそんな一人だ。続きを読む

PR 2016/11/17

役立つねっと

   社内研修や業務サポートをもっと手軽で簡単に。オール優を導入すると ビジネスが変わります・・・ 続きを読む

PR 2016/11/30

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報

生き残るために「仕事くれ!」次はあなたの会社へGO!

カス丸「クビ」の崖っぷち!?

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中