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07年の粗鋼生産、史上最高を記録

   日本鉄鋼連盟は2008年1月21日、07年の国内粗鋼生産量が前年比3.4%増の1億2020万トンで史上最高になった、と発表した。内需は、建築基準法の改正に伴い建材需要が年後半に落ち込んだものの、自動車や造船など製造業向けが高水準を維持した。一方、外需は、サブプライム危機に見舞われた米国向けなどが年後半に落ち込んだものの、韓国や東南アジア向けが大きく伸びた。その結果、「列島改造ブーム」で内需が高まった73年の1億1932万トンを34年ぶりに上回った。