プロミス、アコム、アイフル、武富士の消費者金融大手4社の2007年4~12月期決算が2008年2月8日に出そろった。過払金の返還訴訟に備えた引当金の計上が減少し、4社とも黒字を確保した。各社とも08年3月期決算も黒字の見通しだ。 ただ、07年12月に施行された資金業法への対応を前倒して貸出金利の引き下げを行ったことから利幅が薄くなったうえ、申し込み時の融資審査を厳格化し、減ってきたとはいえ過払金の返還訴訟が残っていることなどから、経営環境は厳しさを増している。プロミスの税引き後純利益は249億円、アコムは同377億円、アイフルは同306億円、武富士は同342億円(いずれも連結ベース)だった。
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