家計の金融資産は平均1259万円 団塊世代の退職金が押し上げ?

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   金融広報中央委員会(事務局:日本銀行情報サービス局)が2008年2月27日に発表した2007年の「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯調査)」によると、一世帯あたりの金融資産の平均保有額は06年より140万円増えて、1259万円になった。調査は07年10~11月に実施し、3313世帯から回答を得た。

   金融商品別では、銀行などの預金が約40%と最も多く、郵便貯金の14%と合わせると金融資産の半分以上を預貯金が占めた。有価証券(債券、株式、投資信託)は約20%だが、上昇傾向にある。

   現在の貯蓄残高について「1年前に比べて貯蓄残高が増えた」とする回答は22.4%で、2.6ポイント減った。なかでも、50~60歳代で「減った」との回答が目立った。貯蓄残高が減った世帯では、「定期的な収入が減ったので貯蓄を取り崩したから」との回答がほぼ半数あったほか、子どもの教育費用や結婚費用、耐久消費財(自動車、家具、家電など)の購入費用の支出に充てたとの回答も約30%あった。

   資産残高の平均値が前年を上回った理由について、同委員会は「とくに分析はしていないので、わからない」としている。ただ、団塊世代の大量退職により、退職金が一時的に貯蓄残高を膨らませた可能性はある。

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