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報道映像を裁判で証拠採用 TBSなどは抗議

   愛知県で自宅に立てこもり4人を銃で殺傷した事件の初公判が2008年3月24日、名古屋地裁であり、名古屋地検が証拠申請したTBS東海テレビの事件報道番組のDVDが証拠採用された。銃撃された巡査部長が倒れている空撮映像や特殊部隊隊員が銃撃された様子が映っており、この日の法廷で再生された。
   これに対し、TBSなどは26日、「無断で報道目的以外に使用され、報道の自由に重大な制約を招きかねない」などとして、地検と地裁に抗議文を送ったことを明らかにした。抗議文の中で、証拠申請・採用を撤回するよう求めている。