コメ価格ジワリ上昇 消費量も拡大? 

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   コメの価格が上昇している。農林水産省の「米穀の取引価格調査」によると、2008年2月の新潟産コシヒカリ(一般)の卸売価格は精米10キログラムあたり4058円で、07年10月と比べると148円上昇した。魚沼産コシヒカリは12円上昇して同5635円、宮城産ひとめぼれは13円上昇して同3407円だった。消費者の「コメ離れ」による供給過剰によってコメの価格は下落傾向にあったはずなのに、2008年になってジワリと上昇しているという。

2007年産のコメの価格は下落

コメの価格が上昇している
コメの価格が上昇している

   2007年産のコメの価格は例年に比べて安かった。農林水産省によると、主要銘柄が出そろった07年9月26日、公益法人「コメ価格センター」の落札加重平均価格は60キログラムあたり1万4455円と、06年9月平均から7.3%下落した。

   原因は、消費者のコメ離れ。日本人の「主食」だったコメも、若者を中心とするパンや麺・パスタに圧されて需要が縮んでいる。にもかかわらず、作付けが過剰な状況が続いている。

   生産調整が進まない原因には、農水省が長年の転作政策をやめて市場原理を取り入れた改正食糧法がある。なかでも、農協を通さずに、農家がインターネットなどでコメを消費者に直接販売する方法が広がってきたことが影響している。転作よりもコストをかけず、より多くの収入が見込めるため、生産調整に不参加の農家が増えたといわれている。

   供給過剰によるコメ価格の下落を受けて政府・農水省は07年10月に、コメを適正水準(100万トン)まで備蓄するとともに備蓄米の市場への放出を抑える緊急対策を発表。07年内に34万トンを買い入れた。

「2ケタの伸びとはいかないが、コンスタントに売れている」

   ところが、最近になって情勢が変わってきた。いまのコメ価格の上昇は備蓄米の買い増し効果によるところが大きいが、コメ市況の専門誌を発行する米穀データバンクは「コメの消費が増えるという期待が大きい」とみている。まだデータとなって表れてはいないが、実際にスーパーなどのコメの売れ行きはよくなっているそうだ。

   コメの売れ行きについて大手スーパーのイトーヨーカ堂は、「2ケタの伸びとはいかないが、コンスタントに売れています」と話す。小麦など原材料の高騰で、パンや麺・パスタ類の価格が上がっているなかで、相対的に安くなったコメが消費者に見直されている、という見方も出ている。

   ただ、値上がりがみられるコメは新潟産や魚沼産(新潟)のコシヒカリや、宮城産や岩手産のひとめぼれなどの一部の「ブランド米」だ。農水省が調べたコメの卸売価格によると、「あきたこまち」は07年10月に比べると3円下落して3389円(精米10キログラムあたり)、山形産の「はえぬき」は11円下落して3247円(同)、福島産「ひとめぼれ」も20円下落の3278円(同)。産地や銘柄によっては、まだまだ安価で手に入る。

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