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植草元教授、「アサヒ芸能」に勝訴 わいせつ報道

   植草一秀元大学教授(47)が週刊誌「アサヒ芸能」の記事で名誉を傷つけられたとして発行元の徳間書店に2200万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は2008年5月21日、同書店に190万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

   判決によると、アサヒ芸能は2004年から06年まで3回にわたり、逮捕容疑や起訴事実以外のわいせつ行為などに触れた記事を掲載した。村田渉裁判長は「記事の内容は真実ではなく、真実と信じる相当の理由もない」と述べた。

   植草元教授は、痴漢行為をしたとして京都迷惑防止条例違反罪に問われ、1、2審で実刑判決が出たものの、上告して無罪を主張している。