近畿産業信組、新銀行東京の支援に名乗り

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   近畿産業信用組合(大阪府)は、経営難に陥っている新銀行東京の支援に名乗りをあげた。2008年5月22日、東京都に申し入れた。同信組は、「業務提携や営業譲渡などの具体的な方法については相手のあることですし、これからです。ただ、業態が違うので(信組は株式会社ではないので、合併などを行う場合の)ハードルはかなり高いと思っています」(経営企画部)と話した。

   近畿産業信組は前身の京都シティ信組が、乱脈融資で経営破たんした在日韓国系の信組・関西興銀を吸収。その後も経営難の長崎商銀信組を合併するなどで規模を拡大。現在、普通銀行への転換を目指している。預金量は6150億円(08年3月末)。MKタクシーの創業者、青木定雄氏が会長を務める。

   金融庁は現在、金融審議会で信金や信組といった「協同組織金融機関のあり方」を議論しているところ。信組業界では「どう支援するかは別として、現実に普銀転換を進めることになりかねない」(東京都内の大手信組)などと、不快感をあらわにしている。

   一方、東京都の石原慎太郎都知事は5月23日の記者会見で、「提案には具体性がなく、漠然としていて現段階ではどうも言えない」と述べた。

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