イスラエル株にUAE株 もう中国、ベトナムは終わり?

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   ベトナムやインドネシアなど急速な経済発展が続く新興国(VISTA)が投資先として注目されているが、最近ではそれ以外の国の人気も高まっている。イスラエルやアラブ首長国連邦といった株式で、「もう中国やベトナムは終わり」といった声も聞こえる。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国 )でもVISTAでもない、新たな市場が広がっている。

次はイスラム金融「MEDUSA」の出番

投資先としてイスラエルやアラブといった新たな市場に注目が集まる(写真はイメージ)
投資先としてイスラエルやアラブといった新たな市場に注目が集まる(写真はイメージ)

   「BRICs」に続く投資先として注目されていたはずの、ベトナムやインドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンを表す「VISTA」。しかし、それももう下火ではないかと思わせるのが、イスラエルやUAE、マレーシアといった国々の台頭だ。

   2007年まで好調に右肩上がりを続けてきた中国株が減速。ベトナム株に至っては急降下しているいま、「VISTA」の次と目されるのが「MEDUSA」。Mのマレーシア、Eのエジプト、DUはドバイ、SAのサウジアラビアの頭文字をとったものだが、いずれもイスラム金融の国々なのだ。

   中堅証券のアイザワ証券は2008年6月3日、イスラエルのテルアビブ証券取引所に上場する株式の取り次ぎを、7月末をめどに開始すると発表した。

   国内証券会社によるイスラエル株の取り次ぎは初めてで、同社は「当面はニーズを探りながら、対面販売でスタートする」(広報IR室)という。

   イスラエルはインテルやマイクロソフトなどの設計・開発を担うハイテク企業が多く、米ナスダックに上場する企業が少なくなかったが、イスラエル政府が国内市場への上場を勧める方針に転換した。市場規模がまだ小さいので変動率も高く、「これから市場の拡大が期待できる。新興国というよりも、むしろ先進国に近い感じ」と話す。

   オイルマネーに潤うUAEも注目だ。一部の個人投資家のあいだでは、すでに「ドバイ投資」が話題になっていて、最近では、現地で投資マネーの決済口座の開設を代行する会社や現地の証券会社が日本語のホームページで情報提供を行って投資を促すことが増えている。

   こうした中で、ニュース証券は6月中旬をめどにアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ金融市場とアブダビ証券取引所に上場する株式を取り次ぐ。国内証券会社としては初めての取り次ぎだ。店頭営業でスタートした同社だが、07年8月にロシア株、08年1月のベトナム株、4月にはタイ株の取り次ぎを開始。新興国株の取り扱いに力を入れている。

   「ドバイ株60弱、アブダビ株は60数社の銘柄が売買できます。投資家の注目度も高いですし、他社ではまだ取引できないこともあって問い合わせも多いです」と期待は大きい。

新興国株で独自性の発揮と「分散投資」促す作戦

   アイザワ証券、ニュース証券に共通するのは、新興国株の取引に力を入れている点だ。アイザワ証券は現在、中国(香港、上海、深セン)、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシアの株式を取り次ぐ。2000年から「アジア株」への取り組みを開始し、02年3月期に2000件だった約定件数が08年3月期には25万件に達した。しかもこの1年に倍増、手数料収入でも全体の3割を占めるようになるなど、ようやく実を結びはじめた。

   ニュース証券も、「収益のウエートとしては日本株がまだ大きいですが、ロシア株とベトナム株はけん引役。ベトナム株はいま、よくないので資金を入れておいて買いのタイミングを待っている投資家が多い」と話す。

   日本の株式市場に明るさが見えないなかで、中堅・中小の証券会社は新興国の株式を扱うことで品揃えを増やし、また独自性を出そうとしている。個人投資家へ「分散投資」を促して、かつ取引シェアを伸ばそうという作戦でもある。

インヴァスト証券

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