2024年 4月 24日 (水)

「エコ」プラス「愛情」 布おむつが復活

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洗う手間がかかっても赤ちゃんのためにいい

   こんな理由から、洗う手間がかかっても赤ちゃんのためには布おむつがいいと考えるお母さんが増えているようだ。ジャスコやマイカルといった量販店を中心に卸しているエンゼルでは、07年の販売量は前年に比べて2割以上増えたという。「以前は紙おむつ派のお客が多く、店頭で布おむつの良さを説明しようとしても話を聞いてくれなかった。最近は足を止めて関心を持ってくれるお客が増えたと売り場担当者から聞く。お父さんが興味を持って購入するケースもあるようだ」

   また、昼間は布おむつ、長時間取り替えられない夜間や外出時には紙おむつと、使い分けるお母さんも増えているようだ。

   洗って繰り返し使える布おむつは、「エコ」で「経済的」という理由で使い始める人もいる。1枚あたり1000~2000円という価格の布おむつは、数百円の紙おむつよりも高価格だが、使い続けることを考えると経済的だという意見も多い。

   また、最近ではカラフルな商品も登場した。布おむつを専門に通信販売している「布おむつ.jp」では、イギリスやカナダから輸入したものを中心に取り揃えている。欧米らしい色使いとクマや車といったプリントが、ファッション感覚でエコに取り組む若いお母さんにも「かわいい」と受けているようだ。担当者によると、取り扱い始めた3年前よりも、この数か月で売り上げは2~3割増えているという。

「楽しみながら使ってもらえているようだ」

   オーガニック(有機)コットンを使用したものも人気になっている。

「慣れてしまえば、布おむつでも楽しく過ごせますよ」
「おしっこの度換えるのでその都度赤ちゃんを見てやれる。
スキンシップは十分出来ましたよ。楽しかったです」

   読売新聞が運営する投稿サイト「発言小町」には、布おむつ派の「よかった」「楽しかった」という意見が2008年3月~4月にかけていくつか書き込まれている。

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