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シティグループ、消費者金融のディックを閉鎖

   サブプライム問題で大きな損失を出した米シティグループは、日本で展開している消費者金融「ディック」の32の有人店舗や540か所の自動貸付契約機(ALM)のすべてを閉鎖する、と2008年6月6日に発表した。今後1年以内に実施する。日本の消費者金融業界は、上限金利の引き下げなどで経営が厳しくなっている。シティは07年までに店舗の削減などに取り組んできたが、「経営資産を有効に配分していく」(広報担当)ため、これまで以上に事業を縮小する。

   シティが日本で消費者金事業を展開するCFJによると、今後はインターネットや電話を中心としたバーチャル・チャネルによる貸し付けに移行。返済はコンビニエンスストアか銀行ATMで振り込んでもらう。