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ガソリン価格、180円台突入の可能性

   原油元売り最大手の新日本石油は2008年6月17日、7月出荷分の原油調達コストが1リットルあたり前月比で8.7円上昇するとの見通しを明らかにした。上昇分はそのまま卸価格に反映されると見られる。円安や原油価格の高騰を受け、他の原油元売り各社も卸価格を8円前後引き上げる模様だ。

   石油情報センターが08年6月11日に発表したガソリンの平均店頭価格(6月9日時点)は、1リットルあたり172.4円で調査以来の最高値を記録している。元売り各社の値上げで、7月には店頭価格が180円台に突入する可能性が高くなった。