JR東・西が初の試み 「第2新卒」に運転士の道開く

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   JR東日本JR西日本は、2009年春に入社する正社員について「第2新卒者」を募集する。1987年4月のJR発足後、初めてのことだ。しかも、これまでJRがコツコツと育ててきた、「運転士」などの鉄道の最前線で勤める「鉄道職」にも門戸を開くという。安全運行を重視し、「より優秀な人材を確保する」(JR西日本)ためだという。

優秀な人材確保に動く

第2新卒者が「運転士」になることも可能となる(写真はイメージ)
第2新卒者が「運転士」になることも可能となる(写真はイメージ)

   JR西日本によると、来春入社を予定している「第2新卒」の採用人数は50人。09年3月時点で30歳未満であれば、高卒、短大、大卒を問わず応募できる。採用枠は、運転士や車掌、保線管理などを行う「鉄道職」だ。同社広報部は、「もともと今年度の採用計画(新卒者約860人)で、第2新卒者を(募集に)含めることで検討していました。それが正式に決まったということです」と経緯を説明する。

   人材の確保は業種の垣根を越えて競争が激しくなって、どの企業も頭を痛めているが、JR西日本も「第2新卒」に照準をあわせて「優秀な人材確保」に巻き返す。

   JR東日本も「詳細は未定」としているが、09年4月に入社する「第2新卒」の募集を近く開始する。採用枠には「鉄道職」も含まれる予定だ。

   09年春の新入社員は、新卒採用の総合職にあたるポテンシャル採用が200人、鉄道職や技術職などのプロフェッショナル採用が1160人。これに、社会人採用の340人(いずれも、計画ベース)と「第2新卒」が加わる。

運転士は手間と時間をかけて育ててきた

   JRでは、運転士などの「鉄道職」の採用は長い間「新卒者」と決まっていた。他の鉄道会社からの中途採用も、JRでは見かけないという。10年ほど前から社会人採用を実施してきたJR東日本でも、中途採用者は技術畑の「テクニカルエンジニア」や、みどりの窓口や改札、ホームの監視などにあたる人材に限ってきた。

   あるJRの社員は「理由はわからないですが、少なくとも運転士については、ずうっとそうだったので」といい、違和感なく定着していたようだ。半面、05年4月に起きた尼崎脱線事故では、運転士に課せられていた再教育プログラムの「日勤教育」が問題にもなって、運転士の仕事の厳しい現実が伝えられてもいた。運転士には資格(免許)が必要なこともあって、いずれにしても、JRが手間と時間をかけて育てているわけだ。

   JR西日本は「中途採用といっても第2新卒者なので、人材育成のところは変わりありません」という。

   同社は尼崎事故以来、再発防止を掲げて人員を増やしていて、06年度以降の採用では毎年1000人規模を、新卒者雇用でまかなってきた。少子化によって新卒採用だけでは遣り繰りがつかなくなってきたうえに、人材の流動化などで人員の維持も厳しくなってきた。安全運行のためにも、優秀な人材の確保を優先する。

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