前代未聞のドタバタ劇 「ぶって姫」新党参加一日で撤回

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   民主党に離党届けを2008年8月28日に出した「ぶって姫」こと姫井由美子参院議員(49)が、翌日の08年8月29日夕、突然、離党を撤回した。「有権者を裏切ることになる」というのが理由だそうだが、あまりのドタバタ劇に有権者もしらけ気味だ。不倫騒動などのスキャンダル続きで、党内の居場所が無くなっていたとされる姫井議員、今後もいばらの道が続きそうだ。

姫井議員を除く4人は自民党に縁があった

   民主党に08年8月28日、離党届けを出したのは姫井議員のほかに比例代表選出の渡辺秀央元郵政相(74)と大江康弘参院議員(54)だった。無所属の荒井広幸参院議員(50)、松下新平参議院議員(42)の5人で新党「改革クラブ」を旗揚げするためだ。

   「小沢チルドレン」の代表格だった姫井議員の離党は驚きで、翌日のマスコミ報道はこぞってこの話題を取り上げた。08年8月29日放送のTBS系情報番組「朝ズバ!」に出演した元宮城県知事の浅野史郎慶応大学教授は、離党届けを出した3人はもっと早く離党するはずで、たまたまこの時期になった、と明かしたうえで、

「そもそも今までよく我慢して3人は(民主党に)いたな、という人ではあった。(民主党は)3人(党から)出せと言われれば、この3人を出したでしょう」

と語り、離党するのは自然だと説明した。同番組に出演した杉尾秀哉TBS解説委員は、渡辺、大江両議員について、

「離党予備軍。自民党別部隊と言われていた存在」

   だったとしている。

   姫井議員を除く4人は自民党に縁があった。「改革クラブ」自体も「自民党の別部隊」とも囁かれている。そうした中で姫井議員はなぜ、「改革クラブ」に加わったのかの議論が交わされた。テレビ朝日系情報番組「ワイド!スクランブル」に出演した川村晃司テレビ朝日解説委員は、新党の旗揚げはもともとこの4人で話し合われていたのだが、政党助成金の関連で党員は最低5人必要だった、と指摘する。そこで白羽の矢が立ったのが姫井議員。プライベートに問題が多く、結果的に民主党岡山県連副代表を辞任、民主党内での孤立が囁かれていた。また、姫井議員が誘いを受けた背景として、

「自分の後ろ盾として、同じ出身の平沼(赳夫衆議院議員)さんに近寄り、『平沼新党』に合流したい、という思惑がある」

と川村解説委員は推測していた。

支持してくれた有権者への裏切り行為

   姫井議員は民主党で孤立し、有権者からの支持も低下したのか。地元紙・山陽新聞を見てみると、

「(男性関系のスキャンダルで)本人に聞き取り調査を(民主党岡山県連が)実施。姫井氏が特定のメディアを選別してインタビューに応じていることなどが、有権者らから恣意的かつ不十分と受け止められており、県連と県民との信頼関係への配慮を欠いていると(同県連が)判断した」(07年11月12日付け)
「(岡山県連)非公開の常任幹事会で、姫井由美子参院議員が昨年末に告白本を出版したことについて議論。『党員としての資格、身分を問う意見が多数あった』(津村啓介代表)ため紛糾した」(08年1月8日付け)
「岡山市内の女性らによる有権者の会(事務局・岡山市西長瀬)が昨年十月から署名活動をスタート。辞職を求める署名は既に三万二千人分以上集まったとされる」(08年2月2日付け)

など四面楚歌のような状態だ。

   ただし、民主党本部、民主党岡山県連共に、姫井議員の離党は、党との関係が悪くなったのが原因という報道を全面否定していた。それではどうして離党するのかを民主党岡山県連副幹事長の一井暁子県会議員にJ-CASTニュースが取材したところ、

「離党の原因については理解できないし、私たちに理解できる理由があるとは思えない」

という答えだった。そして、

「民主党公認で選挙に出たわけですから、有権者から(姫井議員に)裏切られたという声も出てくると思いますし、私たちも(姫井議員の)裏切りだと思っています。私たちの立場からすれば、県連としてお詫びをするしかありません」

と話していいた。

   それが一転、姫井議員は08年8月29日に行われた「改革クラブ」の旗揚げの記者会見を欠席。新党代表になる渡辺議員は記者会見席上で、

「(姫井議員の)気持ちが変わったということはない。心配してない」

などと話していた。その後民主党本部で緊急記者会見が行われ、姫井議員は菅代表代行、鳩山幹事長に伴われ出席。「新党は自民党による民主党の切り崩しのために作られた党で、新党への参加は『自民党に対抗する民主党の候補として、私を支持してくれた有権者への裏切り行為だ』との指摘も受けた」などと発言。党に留まることを決めたのだという。

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