2024年 3月 29日 (金)

竹原慎二のKOパンチ ヘッポコ大卒よ「格差」なんていうな!

   30歳の機械メーカーのサラリーマンが、元ボクシングWBA世界チャンピオンの竹原慎二さんに相談した内容がネットで話題になっている。中小企業から大企業への転職に成功したものの、「学歴差別にあっている」という訴えに、竹原の痛烈パンチがーー。

   相談が載っているのは、ウェブメディア「月刊チャージャー」の2008年9月号「竹原慎二のボコボコ相談室 Round.35」。相談者のサラリーマン(30)は、

「私は学歴は低い(一応大卒)のですが、社会へ出てから一生懸命努力して、最初に就職した小さい町工場から大手の企業へ中途入社しました」

と自己紹介。希望を持って入社したものの、同年代の生え抜きで高学歴の社員と給料の差が大きい。サービスの部署に配属されたものの、高学歴者が多い設計部署が失敗商品を作るたびに、取引先に怒られるなどの尻拭いをする日々。自分がこういう状態にあるのは学歴差別があるからで、

「平等な社会・会社を夢見ている自分がオメデタイだけなのでしょうか?」

と訴えた。

「大手企業に拾ってもらっただけで上出来じゃねぇか」

   竹原さんは、ボクシングに学歴は関係ないため、日本の学歴社会については良く知らないが、一流大学を出た人は遊びたい盛りにガマンして勉強していたはず。経営者にすれば、ガマンを知ってる人を社員に迎えるのは当たり前で、

「ガマンせずに遊びまくってヘッポコ大学しか出れんかったお前は、大手企業に拾ってもらっただけで上出来じゃねぇか」

と痛烈パンチ攻撃。自分のデキの悪さを棚に上げて、格差、格差と繰り返すのはおかしな話だ、というのだ。

   もともとこの「相談室」、竹原さんが「ビシッと胸をえぐるようなカウンター」で応じているのがウリだ。今回は学歴と差別という話題だけにネットでの反響は大きい。「2ちゃんねる」では「祭り」の状態になっているが、

「竹原かっこよすぎ、惚れ惚れするわ」
「ボクシング界で頂点極めた男は語る言葉もパンチが重いわ」

など「正論」と支持する声が少なくない。

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