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東京のタクシー事業者 値上げでも収入は減少

   東京乗用旅客自動車協会は、2008年10月21日、東京都の「23区と三鷹・武蔵野地区」と「多摩地区」のタクシー事業者について、料金を値上げした07年12月3日から半年間の収支状況を発表した。

   「23区と三鷹、武蔵野地区」では276社が運賃を改定。その結果、前年比でプラスになった事業者は104社で、平均増収率はマイナス0.39。一般運転者一人平均の賃金上昇率はマイナス0.63%で34万3千円だった。また、一日1車の平均営業収入はマイナス1.67%だった。

   「多摩地区」では、運賃を改定した業者は61社で、前年比でプラスになった事業者は27社。平均増収率はマイナス1.29%だった。一般運転者一人平均の賃金上昇率は0.99%の31万2千円だった。また、一日1車の平均営業収入はマイナス0.15%だった。