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アイスランド大手銀のサムライ債にデフォルトの可能性

   アイスランドの最大手銀行であるカウプシング銀行が発行した円建て外債(サムライ債)の利払いが遅れている。2008年10月20日が利払い日だったが支払われておらず、7日間(10月27日)の猶予期間を過ぎると、契約上の債務不履行(デフォルト)事由になる。共同主幹事は大和証券SMBCと野村証券、元利払い代理人は三井住友銀行だが、22日時点でも支払いは確認されていない。

   機関投資家が購入したカウプシング銀行のサムライ債は4本あって総額780億円。利払いが遅れているのはこのうちの500億円分。仮にデフォルトとなると、9月に経営破たんしたリーマン・ブラザーズ証券の債券に続いて2例目になる。