「ルイ・ヴィトン」が「東京ガイドブック」 「ミシュラン」と一味違う選択基準

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   フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」から、東京版ガイドブックが発売される。高級ホテルや有名レストランが紹介される一方、カプセルホテル、銭湯、神田の古本屋といった庶民的な店も載っている。同じフランス発の「ミシュランガイド」とは一味違った、「ヴィトン基準」で選ばれているのだという。

11月1日に発売、4200円

   東京版ガイドブック「シティ・ガイド2009」が2008年11月1日に発売される。日本ではあまり知られていないが、ヴィトンはヨーロッパの32都市(09年版)とニューヨークのガイドも出している。掲載する店はスタッフが足を運び選んでいて、同じフランス発の「ミシュランガイド」とは異なる「ヴィトン基準」がユニークだと話題になっている。収集家のアイテムとしても人気だ。

   東京版で紹介されているのは、「ザ・リッツ・カールトン東京」「ザ・ペニンシュラ東京」などの高級ホテルや旅館、有名レストラン、人目につかない隠れた名園など。高級店が中心だが、「カプセルホテル」や江戸時代から続いている銭湯、神田の古本屋といった、庶民的な店も載っている。さらに、秋葉原の電気街や、欧米人に注目の「オタク文化」にもスポットを当てる。

   10月28日に放送されたフジテレビ系情報番組「とくダネ!」によると、紹介文もユニークだ。「カプセルホテル」はこんな風に紹介されている。

「プラスチックやグラスファイバーでできたカプセルの中で寝る。このとっぴなアイデアはスタンリー・キューブリック監督の大作『2001年宇宙の旅』やリドリー・スコット監督の恐るべき『エイリアン』といったSF映画に出てくる未来派的カプセルを連想させる。日本では冒険ができない代わりに、こうしたカプセルでの冒険旅行を楽しんでいるのだろうか」

   一流ファッションブランドらしく、デザインもいい。高級感のあるダークブラウンの表紙には、ホテルのベルボーイがかつて、旅行者のトランクに貼ったステッカーを模したモチーフが描かれている。中身のイラストは、漫画家の松本零士さんが担当した。

   日本語版と英語版の2種類で、価格は各4200円。ルイ・ヴィトンの店舗のほか、日本語版のみ紀伊国屋書店でも販売する。

「ミシュラン」で活気づくガイドブック市場

   「ヴィトン・ガイド」はこの市場を活気付かせる効果ももたらしそうだ。

   フランス発のホテル、レストランのガイドブック「ミシュランガイド」が東京に初めて進出したのは07年秋。初版12万部が4日間で完売するというブームを呼び、ライバル誌も売上げを伸ばした。活気づくガイドブック市場の、08年の行方が気になるところだ。

   文芸春秋は「東京いい店うまい店2009―2010年版」を08年10月30日に発売する。2年に1度のペースで刊行される同書は、今回、初めてミシュランの発売時期とぶつかる。日本人の「探偵」40人が選んだ450店あまりのレストランを載せている。表紙には「フランス人には分からない情報を一挙に開陳!」と銘打ち、打倒ミシュランと言わんばかりだ。

   「東京いい店うまい店」の出版局の担当者は、

「そりゃあミシュランを意識していますよ。07年はミシュランに引っ張られて、ガイドブック市場全体で売上げが伸びたと聞いています。08年はどうでしょうか。うちのほうは大型書店での取り扱いも決まりましたし、期待度は高いですよ」

と意気込みを語る。

   ぴあは、700店のレストランを紹介する「東京最高のレストラン2009」を08年10月30日に発売する。08年版をミシュランの直前に発売したところ、売上げが前年比20%増と大幅に伸びた。09年版にはミシュランをテーマにした座談会企画を盛り込んでいる。

   業界内で「ミシュラン効果」は確かにあった、と見られている。ミシュランを敵視するのではなく、ふくらんだ市場でパイをいかに取り込むか、あの手この手の作戦が繰り広げられている。

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