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日銀、0.2%の利下げ 年0.3%に

   日本銀行は2008年10月31日に開催した政策委員会・金融政策決定会合で、政策金利の指標である無担保コールレート翌日もの金利の誘導目標を現行の0.5%から0.2%引き下げて年0.3%にすることを決めた。米国発の金融危機による景気悪化の懸念を受けて、金融を緩和して景気を下支えする。

   世界的な金融危機に対応するため、米連邦準備制度理事会(FRB)が29日に政策金利を0.5%引き下げるなど、世界各国の中央銀行が利下げに足並みを揃えようとしていることから、日銀も協調した。

   利下げは2001年3月に、いわゆる「ゼロ金利」に誘導する量的緩和策を導入して以来、約7年半ぶり。