再利用ペットボトル トラブルで販売延期

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   捨てられたペットボトルを繊維などの原料として再利用する「リサイクル」は、すでに広く知られている。これを一歩進めて、回収されたペットボトルに飲み物を詰めて再び販売する「リユース」の試みが首都圏で進んでいる。ところが、再利用ボトルのサンプル検査で「味やにおいがおかしい」といった不具合が発覚。再利用ボトルの販売が延期されることになった。リユースはリサイクルよりも環境負荷が小さいとされるが、浸透するにはまだまだ課題もありそうだ。

「環境に良い」が「衛生・安全面で不安」

   ペットボトルのリユースは1986年にドイツで初めて行われ、現在では20カ国以上で行われている。ドイツではソフトドリンク市場のうち、14.5%をリユース可能なペットボトルが占めている(07年、調査会社のGfK調べ)。回収率は、95%~98%と推計されている。

   ペットボトルのリユース(15回使用)は、リサイクルの場合と比べて環境負荷が半分で済むとされ(02年ドイツ環境庁調べ)、「環境に良い」のは間違いないのだが、国内では「衛生・安全面で不安」という声も根強く、取り組みは遅れてきた。

   だが、国内でもリユースの可能性を探ろうと、環境省が08年8月から首都圏で実証実験を始めた。具体的には、横浜市と柏市のスーパー3店舗と生協店舗でミネラルウォーター1.5リットル入りの専用ペットボトルを新品状態で販売し、回収する。価格は130円だが、回収への動機付けのために、回収時に返却する「デポジット」として横浜市では10円、柏市では20円が上乗せされる。

「プラスチック臭い」「石鹸臭い」

   新品のペットボトルは8月末から9月初旬にかけて2020本が販売され、そのうち882本が回収。変形したものなどを取り除いた約550本が洗浄され、再使用されることになった。ところが、業者がミネラルウィーターを詰めて抜き取り検査を行ったところ、10人いる調査員の全員が

「プラスチック臭い」
「石鹸臭い」

などと異常を指摘したという。

   環境省の廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室では、

「『石鹸臭い』ということからすれば、設備の洗浄が不十分だった可能性もあるが、あらゆる可能性を調査中」

と話している。

   リユースボトルは11月8日に発売される予定だったが、今回の不具合を受けて、11月下旬以降に延期されている。店頭では、リユースボトルであることを明記して販売される予定。環境省では、実証実験の結果を踏まえて、コスト・環境負荷などについて評価を進めるが、「きれい好き」とされる日本国内の消費者がどのように受け止めるかが、ひとつのポイントとなりそうだ。

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