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地デジ移行後もCATVでアナログ併存を検討

   総務省は、ケーブルテレビ(CATV)を利用している世帯が、2011年7月の地上デジタル放送完全移行後もアナログ放送を受信できるようにすることで検討に入る。同省では、08年9月末の時点で、デジタル対応受信機の世帯普及率を50%にするという目標を設定していたが、普及率は47%にとどまっている。また景気悪化の影響で、地デジ対応機器の普及も大幅に遅れている。同省では、すべての放送事業者のデジタル放送を暫定的にアナログ波に変換し、CATVで視聴できる方策の検討に入る。09年夏までに結論を出す方針。