日本マネるキャラ「韓国侮辱」? アニメ「ヘタリア」中止の真相

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   韓国のネット上で批判されていたCS放送のアニメ「ヘタリア」が、突然放送中止になった。原作漫画では、「韓国」のキャラクターが、日本のマネをしたり、何でも韓国起源にしたりするよう描かれたのが、「侮辱だ」とされている。放送局では「諸般の事情」と言うのみだが、韓国からの抗議が原因だったのか。

韓国で、放送中止を求める署名活動

ヘタリアを取り上げた韓国のニュースサイト
ヘタリアを取り上げた韓国のニュースサイト
「私のことが嫌いなのに 何であなたは 私のふりしたり 私の料理を他の国で作ったりするんですか?」

   これは、ヘタリアの原作4コマ漫画で、登場人物の「日本」が「韓国」に言うせりふだ。それに対し、「韓国」は、言葉に詰まりながらも、こう反撃する。

「ツンデレの起源は… 韓国にあるんだぜ」

   こうしたシーンが訳されて、韓国のネットユーザーの間で、やり玉になった。2009年1月24日から放送予定だったアニメに、放送中止を求めて署名活動が始まる動きにまでなったのだ。読売新聞が1月13日付記事で、このことを報じると、日本のネット上でも話題に。同日には、韓国の国会でも取り上げられた。そして、1月16日になって、CS放送局のキッズステーションがホームページ上で放送中止を明らかにする事態になった。

   ヘタリアは、米ニューヨークのデザイン大学に留学中の日丸屋秀和さん(23)が、自らのサイト「キタユメ。」上で発表した作品。国を擬人化した歴史コメディで、題名のもとになった女の子好きで陽気な「イタリア」のほか、生真面目できれい好きの「ドイツ」など世界20か国以上のキャラクターが登場する。男性のキャラが多く、ボーイズラブ色が強い。幻冬舎コミックスから単行本化され、シリーズで50万部を突破している。

   「韓国」が登場するのは、ごく一部だが、それが次々に訳され批判の対象になっている。ツンデレのほか、剣道や温泉、日本刀まで韓国起源と主張したり、日の丸をストックして身にまとったりする点だ。さらに、「日本」の胸を触って「ウリナラマンセー(我が国万歳)」と叫ぶシーンについては、竹島を表す日本の胸に触る変態として描いた、といううがった見方まで出ているようだ。

放送局「自分たちの判断で中止」

   ヘタリアでは、確かに、「韓国」を独特の個性に描いてはいる。とはいえ、それはイタリアなどほかのキャラクターも同じだ。2ちゃんねるでは、「怒っていいのはイタリアだろw」などと不思議がる書き込みが見られるほどだ。

   例えば、「韓国」は、ボーイズラブ風の美少年に描かれ、日丸屋さんのサイトでは、「普段はだぜ!口調だけど、目上の人を大事にする習慣のため目上の人には一応敬語を使っている」などと紹介されている。「インターネットとゲーム大好き」という、ごく普通の少年でもある。

   日丸屋さんは、サイトについて、「とにかく土地が好きすぎる作者のサイトなのでマニアックすぎる地方ネタや時事ネタや古いネット発ネタ、時折男同士がイチョイチョしてるネタが多くありますが苦手な人はやめておいたほうが無難です。苦手だが読みつくせるという強者の方は頑張ってみてください」と断り書きも入れてある。

   韓国のネットユーザーが怒ったとすれば、こうした情報が翻訳されず、一部の情報が一人歩きした面もあるらしい。

   キッズステーションでは、2月まで5分のアニメを6回放送予定だったが、広報担当者は、「放送予定は全話の一部で、ここでは『韓国』のキャラクターは登場していません」と話す。それでも、放送中止を決めたのは、やはり韓国から抗議があったためなのか。

   これに対し、広報担当者は、「そういう状況は認識していますが、その影響あるなしではなく、自分たちの判断で中止したということです」とだけ説明する。「理由は、この件以外でも公表していません。いろいろな観点で勘案した結果です」とも話す。脅迫があったという情報もあるが、「様々な声には、真摯に耳を傾けています。具体的にどこまで指してそう言うのかということはあります」と明言を避けている。今後はもう6回分を放送しないといい、ヘタリア製作委員会が手がけたアニメ全話の放送をどうするかも決まっていないという。

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